コンセプト

近年,社会はますます複雑化してきています.その変化は,人類の歴史上,最も急速と言えるでしょう.
我々個人の能力は,その変化に追いついているでしょうか?
むしろ社会の複雑化に対応出来ていないのが現状です.その結果,社会システムにはいたるところに,情報の分断が生じています.本来あるべき全体のコンセンサスが崩壊し,別々のコンセンサスが個別の小集団に分散するという状態が多々みられます.その結果,システムとしての機能が低下し,いたるとことに,その歪がのしかかっています.さらに,うまくいかないことへの焦りから,良く考える余裕を与えられないままに,ますます状況を悪化させるという傾向すらみられます.

ACORDOの目的

このような社会状況にあって,人と人とのきちっとした相互理解をベースに,良きコラボレーションの輪を再構築することが極めて重要と考えます.落ち着いた広く柔軟な視野のもと,良きコラボレーションを総合的にサポートすることが,ACORDOの目的です.

ACORDO (アコルド) -社名の由来-

人と人が良きコラボレーションを行うことの象徴として,和音の発生ほど直感的に分かり易いものはないでしょう.
一人が ド の音を,もう一人が ミ の音を発声すると,僅か2音ですが,長和音の喜びに満ちた和声が生じます.これは単音では想像できないような,新しくまた美しい響きです.
さらに,この響きは,二つの声がそれぞれしっかりとしていて,かつ二つの音程と音量がバランスしていることにより,初めてもたらされるものです.
社会活動におけるコラボレーションの目的とプロセスを象徴する和音の概念は,人と人との良きコラボレーションを支援する会社名として相応しいと考えました.
ACORDOは,イタリア語で協和音をあらわす,
accordo (アッコルド)
からとったものです.accordoは,音楽的な意味の他,ビジネス的には”合意”という意味をもっています.

活動内容
  • 人を知る
  • ヒューマンリサーチ・各種評価分析など,人を知るための科学的アプローチを行います

  • 協働を支援する
  • プロジェクト等,コラボレーションを総合的に支援します.

  • 知識を配信する
  • これらを通じて得られた知識をパッケージ化し,広く配信します.

活動方針
  • 幅広いサンプリング
  • 社会を総合的かつ的確に把握するには,マクロおよびミクロからバランスよく見ていくことが必要です.アンケート,学術的知見,実態調査等から,多角的に社会および人をとらえます.

  • 情報の統合
  • 社会心理学等で得られる人間像・社会像と比較対照することにより,得られたデータを最大限に関連づけ活用します.

  • 有機的コラボレーション
  • クライアントの方々と柔軟な姿勢で臨むばかりではなく,クライアントとターゲット,クライアントとステイクホルダーの良き関係をサポートします.それを通じて,私たち自身が学び,成長していきます.

  • 楽しく仕事をする
  • 何事も楽しんで行うことにより最高のパフォーマンスが引き出されます.私たち自身がそれを実践します.

活動分野
  • ユーザ動向・市場調査
  • 独自テーマ調査分析によるレポート販売

  • 受託調査
  • 人に関わる種々の評価
    ヒューマンリサーチ(感性評価等,種々の評価分析)

  • コラボレーション支援
  • Feasibility Study
    Project立案
    Project評価
    各種分析(費用対効果など)

  • 研究開発テーマ探索・シナリオ作成
  • 研修
  • 研修プログラム開発
    研修実施
    研修効果評価

  • 音楽事業
  • 初心者がアンサンブルを楽しみながら学べる音楽サロン
    楽しく弾き易い楽譜の出版
    演奏支援コンテンツの開発と配布