Collaborative Learning

Collaborative Learningとは,複数の人が協働することより,効果的に学ぶことを意味しています.厚生労働科学研究プロジェクトやCollaboration研究会での試行錯誤から,

  • Collaborative Learningの本質的理解
  • 新しいCollaborative Learning手法の開発
  • Collaborative Learningの評価
  • 研修,コンサルティングやPJ支援での応用

などを行っています.

これまで開発したCollaborative Learning法:

食品カードゲーム(福岡大学公衆衛生学教室と共同開発)

食品のカードを用いたトランプのようなゲーム.よく食べるカードを集めるという愉しいプロセスを通じて,自分の食生活や食への意識を振り返り,また他者の食生活とその考え方に触れることができるゲームです.
2008/9には,横浜市の小学校にて試行を行い,高い評価を得ました.

感覚による食品選択ゲーム(福岡大学公衆衛生学教室と共同開発)

味覚・臭覚・触覚などを活用し,ブラインド下で食品を選択するゲームです.そのプロセスを振り返り,触覚ピース(選択に用いた感覚を表す)を1次元マップ上に配置することによって表現します.マップの交換によって,互いに食のリスクについての知恵・考え方を発展させる,体験的で愉しい学習ゲームです.アイマスクを使用することで,晴眼者と視覚障がい者が一緒に学ぶことができます.

買い物で食品を選ぶゲーム(福岡大学公衆衛生学教室と共同開発)

食品を買いに行く場面を想定し,どんな基準で食品を選ぶかについてイメージします.その選択の考え方を,買い物ピースを用い,1次元マップとして表現します.マップの交換によって,互いに食のリスクについての知恵・考え方を発展させることができます.体験的で愉しい学習ゲームです.

放射線下での生活マップ(福岡大学公衆衛生学教室・福島大学理工学群共生システム理工学類と共同開発)

放射線の脅威がある中での生活を前提とし,対象者として盲ろうを想定しています.このワークでは,生活全般の要素をバランス良くとりあげています(使用する触覚ピースは,家・布団・服・しずく・コップ・牛乳・魚・トマ・靴・サンダルなど).「生活する上での重要性」と「放射能についての心配」という2軸上にこれらのピースを配置(2次元マップ)しながら,自分の考えを振り返ります.マップの交換によって,互いの考え方を知り合いまた発展させることができます.
2011/8,ろう者友の会ワークショップ(郡山市)において,盲ろう者,視覚障害者,聴覚障害者の参加のもと試行を行い,高い評価を得ました.参加者からは「これはバリアフリーのコミュニケーション手段である」というコメントを頂きました.

気持ちを伝える触覚ワーク(福岡大学公衆衛生学教室・東京都立多摩総合医療センターと共同開発)

2012/1/21,仙台市立病院にて,仙台グリーフケア研究会に参加しました.”気持ちを表す触覚ピース”を用い,振り返りと交流のワークを実践しました.気持ちを表す初めての試みでしたが,通常の会話とは異なる新鮮な交流が出来ました.

関連論文:Publication List / Collaborationを参照下さい.